今日は、今年2回目のピアノ発表会でした。
1月末、2ヶ月前の発表会はインフルエンザでマスク着用して移動⇒本番いっぱつ⇒即帰り・・・と写真やビデオを撮るどころではなかったのですが、今日はリハーサルがあったので撮ってきました。
ドレスは1年半前に作った手作りです(自慢♪)。1年半前、幼稚園の年長のときと体の太さが変わっていないキョウ。さすがに長さは短くなってましたが。春だし、髪の毛もふわふわにして妖精っぽく。見た目はかわいくバッチリOK。
リハーサル、なかなかいい感じで“はいって”弾いていました。ん、これならいけるかな?と思いきや、やはりわからぬもの。本番はもう緊張がバリバリ伝わってきました。キョウの今回の曲は、ほぼすべて勢いと技術の曲というよりは、表現ができてないと“なんだこれ?”となってしまうシンプルな曲ばかり。
1曲目、これまでどんなときでもさらりと思い入れネバ~っと入れて弾いていたくせに・・・(旦那と私は演歌ぽいねと言っていた)、音をはずしました。初めて間違えた箇所と言っても過言ではないところで。あ!と思ったのもつかの間・・・その後は復活できず3曲目まで引きずり、かわいそうな出来となってしまいました。
私はキョウの努力も知っているし、もっとさりげなく自慢げに(笑)弾けているキョウを知っているので、こりゃあ相当いじけてるだろうな~自分に怒っているだろうな~と思ったら、やはり。
お辞儀も早々に切り上げ抱きつくように私に向かってくるキョウ。
怒られると思ったのかな?もう涙目。花束ももらわずスタスタ下がってきました。
正直言って・・・
生まれてからこの方、ステージや発表モノで本人が自分の評価を“ダメだった”と感じたのははじめてのことだと思います。どんなに他の人に上手だったよ、素敵だったよと言われても、素直に受けとめることはできないという経験も初めてだと思います。私自身も、いつものキョウを見せて&聴かせてあげることが出来なくて、残念だったね、と泣きそうだったし、昨日今日の直前練習で間違えをすごく気にしていたキョウに気づいていながら、自信をつけてあげられるところまでちゃんと付き合ってあげなかった後悔でいっぱいで思わず謝ってしまって支離滅裂な親状態でした。
逃げるように出てきたホールの外で、
キョウチャンね、すごい緊張しちゃった・・・
頑張ったのに、クヤシイ・・・おうち帰ったら泣いてもいい?
と言ったキョウに驚きました。
まあ、帰るなり疲れきっていて、結局泣くことなくすぐ寝ちゃいましたが(笑)。
自意識が出来て(出て?)きたのね、と成長ととらえるべきか。
この経験が、この先のピアノのレッスンにどう影響していくのかわかりません。
私もどう接していいか、まだ悩み中です。きっと先生も!?
とりあえず、緊張しても“あれ?”ってならないくらいになるにはもっと練習が必要だったんだね~と話しただけです。
もし、こういう経験が(ピアノじゃなくても)ある人がいて、うまくその後のモチベーションにつなげられる親の接し方を知っている人がいたら、是非聞きたいです。トラウマとなって発表会が怖くなるか、意地になって練習するようになるか、すっかり無かったこととして忘れてしまうか。
あと1,2週間で弟も出てくるし、2年生にも進級するし、劇的変化の中忘れてしまいそうな気もしないですが、どうでしょうねえ。こればっかりはわかりません。
とりあえず音楽を、音を楽しんでくれ~と思うのだけどね。
私のカラオケと同レベルで語っちゃいけないよな・・・。
まあ、サッカー勝ってくれてて良かった!
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今回弾いた曲
カンツォネット ネーフェ (プレインベンション)
ソナチネ ハスリンガー
ちょっとしたけんか 兼田 敏
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発表会お疲れさま☆
そうかそうか、キョウちゃん緊張しちゃったんだね・・・
でも、緊張する ということ自体、精神面の大きな成長だと思うな。
どんな場で弾いているのか、と自分の演奏を上手に、そして聴いてくれている人たちがいることが、とてもよく分かっているからこそ緊張するんだよね。
今日にみんなの前で上手に弾けなくても、実力はみんな分かっているよ。
キョウちゃんを抱きしめてあげたいわ・・・
今度は緊張を解くためのおまじないが必要になってくるのかな?
緊張してても上手に弾ける、というコツが分かればまた一歩前進するはず!
頑張れー。キョウちゃん!
投稿情報: JOJO | 2009-03-30 08:52
JOJO、ありがとう。
早速今日、発表会後のレッスンに行って来ました。
私とはピアノの会話をするのを避けるような?空気があるので、重たくて重たくて・・・。先生にすがってきました(笑)。
次の曲を決めて、これからどうやって練習していくかを決めて。
ひとつわかったのは、キョウはなにやら“完ぺき主義”になっちゃったみたいです。努力が伴っていないのでなんとも言えないのだけど、間違えるなんて、弾けないなんて許せない!と言う感じでレッスンも受けてます。
なんでだろ~私の子だから?親がいい加減だと子供は神経質に!?
適当に楽しんで欲しいのになあ・・・。
投稿情報: masamin | 2009-03-30 17:00
>もし、こういう経験が(ピアノじゃなくても)ある人がいて、うまくその後のモチベーションにつなげられる親の接し方を知っている人がいたら、是非聞きたいです。
親というか私の恩師は(親も一応ピアノをしていたのですが)、
「練習で100回中100回上手く引けても本番では間違うそれが本番だから。
素人にいかに本番間違ったかを判らないように演奏できるかがプロと素人との分かれ目だ。」みたいなことを申していました。
自宅での練習時、100回の間に1回間違えたら本番ではボロボロが当たり前と思って練習するしかないです(^^;
後、‘緊張するのはね、自分を良く見せようとするから緊張するんだよ’というのは業種関わらず言える内容ですかしらね・・・。
今の実力以上に‘良く見せようと’しない。有りの侭で勝負する度量というか根性というか開き直りというか・・・。
聴かせる為ではなく、自己満足でいい年代だと思うので、自分が納得できるように本番でも、弾ける様にと思います。
本番で頭が真っ白になってフラフラしていてもピアノの前に座れば勝手に指が動き出す。
プロでもそういう緊張を何時も経験しています。
ドレス本当に素敵です♪
私も娘がいてピアノをさせようと思っているのですがお裁縫が苦手+目で見る芸術は苦手なので(^^;
何時もMasaminさんの素敵な画像を見てうっとりしています^-^♪
私も娘がいてピアノを習ってくれれば・・・と思っていますが本番前には
『ありのままの貴女でいいの、間違ってもいいの。楽しく演奏してらっしゃい。』と、声を掛けると思います。
成人になって声楽を本格的に遣りだしたのですがピアノ同様一番大変なのは‘リラックスすること’です。
リラックスして何時も自然に演奏したり発声できたりすること。これが一番難しく大変です。
普段と違う場所で普段全く着ない衣装で‘普段どうりに’と8歳の子供に言っても無理難題だと思っていていいのではないでしょうか・・・。
>とりあえず音楽を、音を楽しんでくれ~と思うのだけどね。
音を楽しむというのは非常にハイスキルですから。特にピアノでは。
‘難しい楽曲がちゃんと弾ける’よりも、リラックスして音が出せて自分の音楽性が表現できる方が、とても大切で難易度が高いです。
プロを目指すならその上で難しい楽曲がちゃんと弾けるテクニックが必要です。
『間違えてもいいの。止まってもいいの。貴女らしく演奏できることが一番大切なのよ』とフォローしてあげてもいい年令だと思うのですがどうでしょう?
投稿情報: Freesia♪ | 2009-04-03 00:47
Freesia♪ さん>
お久しぶりです!
さすが、生のピアニストの声です・・・。
キョウのイライラをしずめられなくて切ない母ですが、なんとかがんばってみます。
幸い?出産で私が入院したり、お稽古についていけない期間があるので、なんとなく自分で解決していきそうな感じです。
私も、間違えていい、とまってもいい・・・と思うのですが、今現在のキョウにとってのうれしい演奏は"間違わずに最後まで気持ちよく(自分がですけど)弾けること、らしいのです。ピアノだけでなく、勉強や運動も、です。
じゃあ練習するしかないけど、それって難しいよ~!?となだめています。
静かに応援して、私はキョウのピアノが好きだよ!と言って見守っていくしかないかと思い接しています。
次の成長、開き直り!が来ることを願います。
投稿情報: masamin | 2009-04-03 20:33