2010年、七草粥は1月7日の朝にちゃ~んといただきました。
この日はみんな元気になって、美味しくいただくことができました。が、これまでの6日間が大変でした。まったく、忘れられない正月となりました。
元旦に記事を書き込んだ後、散歩から帰ってきたライキは食事も普通にたべ、ちょっと咳がでるかな・・・という感じだったのですが、寝る頃になるといつもより体が熱い。測ってみると37.6℃。キョウも元気が無かったので初詣も行かずにいたのに、今度はライキか・・・と思って寝ました。
2時間ほど寝たと思ったら、そこからもう嵐。夜中は咳と鼻水でグチャグチャになった顔で30分~1時間おきにグズグズギャアギャア。朝まで続きました。翌朝、咳にプラスして鼻水がドロンドロン出て熱は8度台。仕方が無い、やはり休日診療だよなあ、と思って区の急病センターに電話。そして家族みんなで当番医のお医者さんに行きました。入った待合室の雰囲気はヤバイ感じ。そしてその後入った診察室の雰囲気は、マジで!?と思うほどヤバかったです。暗くて、汚くて・・・悲しかったなあ。薬も院内で出してくれたのですが、これは多すぎるから半分飲ませてという抗生物質、とか解熱の座薬も半分にして入れて、とか、何が入ってるかわからない鼻水&咳止めのシロップが、この線で飲ませてと言われた線よりたっぷり上まで入っていたりとか・・・。この日はどうしようもなかったので、賭けで飲ませましたがもうドキドキでした。結局この日は少し眠れるようになったものの、咳も鼻水も増える一方、苦しそうでした。そして顔中に湿疹がではじめたのでした。
また恐ろしい痰と鼻水の嵐のような夜中を過ごし、朝。頭や顔、手足の先は冷たいのに、体の首から下だけが熱く測れば38.5℃前後の熱がある状態が続いていました。まったく38度以下にならないので、これは何かあるなと思い、この1月3日は、区の保健センターでやっている休日診療へ行きました。行くとインフルエンザと嘔吐下痢症の人でいっぱい。超混みでした。午前の診療受付終了ぎりぎりに行って他の病気をもらわないようにしました。
きっともう、ものすごい数の人を診察したんでしょう、ライキの顔を見て先生は、まあアレルギー性の湿疹が体調悪くなってひどくなっちゃっただけでしょう、とひとこと。で、今の熱は?と聞かれてふっとライキの脇の下に体温計を入れていた看護婦さんが“37.1℃”です、と。え?下がったの?と思うと先生は、聴診器も当てずに、“下がってるね、じゃあ鼻と咳の薬を出しておくよ”と。えっとえっと、鼻を吸ってください!というのがやっとでした。隣に耳鼻科があったので吸ってもらい中耳炎ではないことを診てもらって帰りました。インフルの検査もしてもらいましたが、違いました。このときは、熱も下がり始めて、中耳炎でもインフルエンザでもなくて、湿疹も変な病気なわけでもなくて良かった良かった!と思いながら帰りました。この日は、さすがに冬休みのキョウをずっと病人につきあわせるのも可哀相だと思い、だんな様と映画に行っていたので別行動だったのですが、その電話でも“大丈夫みたいだよ~”なんて言ってたのです。
が、帰宅後、熱を測ると・・・38.8℃じゃ~~ん。
さっきのは、看護婦さんの測りミス?うちにもある体温計だけど、ちょっと角度がわるいと7度台だったりする・・・。
そしてそれからもうライキはぐったり・・・食事も欲しがらず、母乳以外の飲み物は一切受け付けず、母乳も鼻水でフガフガしてたくさんは飲めず。ちょっと遊んで、ちょっと笑顔が出るたびに、家族みんなで一喜一憂。数分すると、私やだんな様の胸の上でぐったり寝てしまう。そんな繰り返し。
1月4日朝。
変わらずぐったり。咳は益々痰が絡んで苦しそう、鼻水は黄色くなってドロドロ。
いつもかかりつけのお医者様にやっと見てもらうことできました。
先生は顔を見るなり、“なんか食べたのか!?どうしたその顔は!”と。
ですよねえ、ひどいですよね。でも、昨日はあっさり流されたんですよ・・・。と思いつつ、1日からの流れと体調を説明。先生は胸に聴診器を当てて、ありゃりゃという顔。肺炎になっちゃってるかも。今日出す抗生物質が効かなくて熱が下がらなければ日赤医療センターへ行ってもらうことになるから、とのことでした。
薬はとっても苦いと有名なジスロマック。何かに混ぜると異常に苦くなるらしく絶対にポカリ系の飲み物とかを前後に与えちゃいけないと薬局で言われました。うまく飲めないと点滴になるってことなんだろうな・・・と思い、団子→即授乳という方法で飲んでもらいました。とにかく泣いて苦しそうで、そしてグッタリしていて別人のようなライキがとても切なかった・・・最初から大きな病院に行けばよかった。風邪だと思って甘く見ちゃいけないんだと後悔ばかり。
1月5日朝。
薬が効いたのか、昨日までの嵐のような泣きが治まりどちらかというとグッタリ眠り続ける感じ。
私も疲れが出たのか、一緒にたっぷり寝ました。これは薬が効いてきているに違いない!と思って熱を測ると、変わらず38度越え。ん~~。病院に電話して先生に報告すると、今日も飲んで明日朝解熱してなかったら日赤だからね。必ず明日も電話して、とのこと。
この日、少し伝い歩きの量が増え、少しおもちゃを手に取る時間も増える。でも30分ほどで疲れて誰かを枕にグッタリ眠るライキ。食欲はゼロは変わらず。
1月6日朝。
夜中はやっぱり爆睡。2度ほど授乳で起きたがすぐに寝てしまう。泣く気力も無い!?
そして朝、運命の検温。36.4℃!?下がってる~~。
病院に電話すると、
オーケーじゃ、大丈夫だ。今日ももう一回薬を飲んで。明日見せてね。
いや~本当は駄目かと思ってたんだよ、結構胸の音激しかったからね。日赤にももう電話しておいたんだけど良かったね。
とのことでした。
まだまだ本調子ではないし、遊んではグッタリ・・・が続いているけど明らかに笑顔も増え抗生物質とアレルギー薬のおかげで顔の湿疹も落ち着き始めいつものライキに戻りつつあったのでした。
1月7日。朝は七草粥を食べてキョウは3学期の始まり。
ライキと私は病院へ。胸の音はかなり良くなっているとのこと。食欲は戻らないので、おかゆも食べなかったね。
でもま、よかった、とりあえず一安心。
そんな新年7日間でした。
その間、抱っこ&トントンのしすぎか私の右手はひどい腱鞘炎(40肩か!?)になり、今もまだジンジン。
鍼灸と湿布でなんとか落ち着かせているけどまだ痛いです。
キョウが肺炎になったのは3歳のとき。気管支系のアレルギー症状が出てきてて、花粉症も発症して、中耳炎にもなって・・・というものだったので、まさかこんなチビがと思っていたのが間違いでした。
みなさん、1歳前の8度台は甘く見るべからずです。
さて、そんなライキは・・・
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